心理系大学院の選び方
心理系大学院を選ぼう!と思って最初に入る情報って
「先生で選ぶべし」じゃないですか?違ったらすみません!
これね、けっこう諸刃の剣だと思うんです。
なぜかというと、
・教員の移動って結構頻繁に起こる
ほんと、ある先生の弟子になりたいと思って受験勉強頑張って入学した年に、その先生が移動する、なんてことザラにあります。
・先生の人柄、自分と相性が良いかはちょっと会っただけじゃわからない
研究室訪問のときと印象が違った、という話もたまに聞きます。
本題、選び方!
「先生で選ぶべし」じゃなかったらどうしたらよいの?
自分の興味のある研究テーマと「同じ領域」を研究してらっしゃる先生がいる大学院を
何校か受けるのが良いと思います。
一匹狙い撃ちじゃなくて、あみで漁をするイメージです笑
ちなみに、興味のある研究テーマなんてない!という方は
色々な分野の先生がいらっしゃるところが良いのではと思います。
入学してからでもゆっくり研究テーマを決められます。
それ以外にも、
・大学院ごとの強み
研究に力をいれているところ(国立に多い)/実習に力をいれているところ
産業系に強い/教育系に強い/医療系に強い
認知行動療法に強い/クライエント中心療法に強い/精神分析に強い/偏りがない(これも幅広く学びたい方にとっては重要です)
↑「強い」というのは専門とされている先生が多いということです
・資格試験合格率
数字は嘘をつけません笑。
・実習先の領域
全ての領域をカバーしていない大学院も結構あります。自分の興味とマッチしていたらOK
・卒業生の就職先
領域に偏りがあるところがあります。自分の行きたい領域とマッチしていたらOK
・地理的な条件
これは地味にめっちゃ大事です!
ほぼ毎日行くことになるので、家から近いに越したことはないです。
実習先も大学院から1.5時間以内くらいのところが多いんじゃないかと思います。
・学費
やはり国立は安い。ボーダーフリーといわれるところの方が総じて学費が高い気がしたのですが、気のせいでしょうか?
・問題の出題形式や傾向
これも地味にめっちゃ大事!
自分はマーク式が得意か?記述式が得意か?
得意なほうが合格可能性が上がります。
・その大学院の「学部」の偏差値
予備校では、自分の大学と同等レベルのところを目指すのが現実的といわれました。
とはいっても!
心理系大学院の試験って、心理学の知識の暗記&英語で勝負します。
学部の偏差値に自信がなくても、この2つが得意だったら逆転の可能性は十分にあると思います!
色々偉そうに書きましたが、私は秋受験に落ち!、春受験はなりふり構ってられず笑、
どこでもいいからいれてくれぇ~という感じで、いろんな大学院に出願しました♪笑
なんというオチ笑
それでは、また♪
他学部・外部受験でも心理系大学院って合格できるの?
心理学部じゃなくても、自分の大学と違う大学院でも、心理系大学院って合格できるの?
できます!
ただし、大学院によります。
自分の気になる大学院と必ずコンタクトを取るか、ツテや予備校などを駆使して、
他学部・他大学でも受け入れているか確認してください。
・説明会やっているところは参加して、個別面談などで聞いてみる。
内部生と外部生の合格者割合などは結構はっきり教えてくれるところが多いんじゃないかと思います。
・研究室訪問OKのところは訪問する!オンライン可のところもあるようです。
・研究室訪問NGでも、事務の人や先生にメールで問い合わせることはできるようです(訪問恐い~という方はこちらでも良いと思います)。
なぜこんなに連絡取ることを押すかというと…
募集要項に書いてあることと、実情が違うことがあったんです!
募集要項に「学部で心理を学んでいることが望ましい」と書いてあった大学院に
話を聞きに行ったのです。そしたら、
「心理学部じゃない人は今までたくさん入学してる」とのお返事を頂いたのです!
拍子抜け~
コンタクト取りましょう!百聞は一見にしかずだな~と思いました。
それから、身近で他学部から受験して合格した人がいれば、
たぶんその大学院は他学部ウェルカムです!
最後、これは私の勝手な予想ですが、ボーダーフリーなどと言われている大学院は
他学部・他大学うんぬんより、「ちゃんとやってくれそうな人」を求めているのではな
いと思います。
それでは、また!